【近場で楽しむ】「樽見鉄道で行こう!名作の旅 『さくら』上映会」に参加しました!
こんにちは、にーさんです。
今回は本巣市にある根尾文化センターで催された映画「さくら」(1994年公開)上映会(岐阜新聞社・樽見鉄道主催)に樽見鉄道に乗って参加したお話です。お弁当付きで映画も見られて、観光しながら温泉に寄って帰ってくる三方よしの大変お得な近場旅です。
1年間に3~4回開催され、もう10年近く続いているイベントのようですが、岐阜新聞のイベント広告をたまたま発見しただけで、他のメディアにはあまり告知などされていないようです。申し込み後に樽見鉄道や岐阜新聞のHPも見たのですが、特に今回のイベント告知は見当たりませんでした。毎日、岐阜新聞読んで見つけましょう(笑)
更に、今回のご案内は開催日の直前3~4日前に郵送で届いたため、にーさんは他の予定を入れようとしていたところでした。もっと早く確認したい方などは、問い合わせをした方がいいかもしれません。
「樽見鉄道で行こう!名作の旅」イベント概要 | |
日時 | 2022年11月20日 10:30~(映画開演) |
場所 | 根尾文化センター(根尾公民館) |
料金 | 大人2,000円/小学生以下1,500円 ※料金には樽見鉄道「織部駅」~「樽見駅」1日フリー乗車券、 映画入場券、弁当代、うすずみ温泉割引券(100円)が含まれます |
定員 | 100人(要事前予約)※定員になり次第締切となります |
参加資格 | 当日会場まで樽見鉄道織部駅から樽見駅まで列車を利用できる方 |
予約方法 | 郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、はがき・FAX・ 電子メールのいづれかでお申し込み ※既に実施済みのイベントのため応募不可です |
「樽見鉄道」
最初は、「樽見鉄道」のご紹介です。
始点「大垣駅」から終点「樽見駅」まで19駅、全長34.5kmを約1時間で走るローカル列車「樽見鉄道」。モレラじゃなくてモスラ?のようなカラフルなかわいい電車です。
季節によって四季折々の美しい景色(春は桜、夏は新緑の山、秋は紅葉、冬は雪景色)を楽しむことができます。
「大垣駅」ではJR線からそのまま樽見鉄道へ乗り継ぎができます。ただし6番ホームになりますので、初めての方は反対の番線にある5番線の電車に乗らないようにご注意ください。にーさんは間違えて5番線に止まっていたJR東海道線上り「豊橋」駅行きに乗ってしまったことに発車直前に気づき、あわてて降車したということを経験しました。
当日は座れない乗客がいるほど電車内は混雑していましたが、何かイベントがあったのでしょうか?中高生ぐらいの子たちが大垣駅から7つめの駅である「モレラ岐阜」駅で降りていきました。
「樽見鉄道」 | |
開業 | 1956年3月20日 |
駅数 | 19駅 |
起点-終点 | 大垣駅-樽見駅 |
大垣駅始発 | 6:21神海行(休日ダイヤ) |
樽見駅終発 | 21:47大垣行(休日ダイヤ) |
HP | https://tarumi-railway.com/ |
「さくら」上映会
「太平洋と日本海を桜で結ぼう」と、桜の植樹を続けながら病に倒れた岐阜県郡上市白鳥町出身の佐藤良二さんを描いた作品です。
監督は岐阜市出身の映画監督「神山征二郎」さん。
後ほどご紹介しますが、根尾にも「淡墨桜(うすずみざくら)」という天然記念物に指定された日本五大桜または三大巨桜のひとつに数えられる有名な桜があります。
佐藤さんが桜を植えるキッカケとなった岐阜県高山市荘川町に現存する樹齢500年の「荘川桜」。春になったら見に行きたいと思います。
ストーリー
昭和41年。国鉄バスの車掌・佐藤良次は、自分の勤務する名金線を桜の道にしてお客さんに喜んでほしいと考え、植樹を始める。妻・千加子の心配をよそに幼なじみでもある運転手の浩太の協力もあって本格的に植樹は進み、良次は桜功労者として表彰されたり新聞の取材を受けたりするが、台風の日でも出かけてしまう彼はやがてガンに冒される。担当の梶原医師の忠告にもかかわらず、良次は体を蝕まれながらも、車掌の仕事の合間に植樹に打ち込む日々を送る。桜博士として知られる笹部から教えられた荘川桜も7年目にして遂に発芽し苗として成長した。良次はその苗を「荘川七郎」と名づけ、意気投合した輪島の校長・中浦に託した。昭和52年1月。名古屋の鉄道病院に入院した良次は、爛漫と咲く荘川桜の道なりを走る幼い自分の姿を思い描くうち、息をひきとるのだった。
映画「さくら」 | |
製作 | 1994年/108分/日本 |
配給 | ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画=映画「さくら」製作委員会 |
監督 | 神山征二郎 |
キャスト | 佐藤良次(篠田三郎)、佐藤千加子(田中好子)、上村ふみ(樹木希林)、佐藤忠(樋浦勉)、 佐藤浩太(鈴木ヒロミツ)、中村貢(河原崎長一郎) |
「薄墨桜(うすずみざくら)」
「さくら」上映後に、本巣市根尾にある「淡墨桜(うすずみざくら)」を見てきました。
語源は、薄いピンクのつぼみが満開になれば白に、そして散り際には淡い墨色になることから「淡墨桜」と名付けられたと言われています。
こんな大きな桜の木はあまり見たことがありません。さすが樹齢1500年以上の日本三大桜の一つと称される桜です。さぞや花が咲いたら美しいことでしょう。桜が咲く来年の春が楽しみです。
周辺の山々もちょうど紅葉の見頃のようです。「淡墨桜」は樽見駅から徒歩10分ちょっとの場所にあります。
【淡墨桜】 | |
住所 | 岐阜県本巣市根尾板所字上段995 |
電話番号 | 本巣市観光協会 0581-34-3988 |
駐車場 | 700台 |
HP | https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_921.html |
「うすずみ温泉」
最後に寄ったのは「うすずみ温泉」です。「樽見駅」から無料の送迎バスが出ていますので、先に行きだけでなく戻りのお時間を確認してから滞在時間を決めるのがおすすめです。「樽見駅」からは乗車時間10分ほどで到着です。
通常のサウナとスチームサウナがあり、更に露天風呂もあるのでつい長居してしまいます。温浴後も休息室に設置してあるマッサージ機で外の紅葉を見ながら体をほぐすのもよし、お食事処「花霞」でビールを喉に流し込んでもよしといろいろな楽しみ方ができる温泉です。
戻りのバスまで時間がある場合は、「うすずみ特産販売所」でお土産など購入されたら如何ですか?「樽見駅」駅前にはお土産やさんなど特に見かけませんでしたので、こちらでの購入をおすすめします。ちなみに、にーさんは秋の味覚である「ぎんなん」と「自然薯」を購入しました。玄米に「自然薯」を摺り下ろして生たまごとわさび、醤油で合わせたらとっても美味しかったですよ。
【うすずみ温泉】 | |
住所 | 岐阜県本巣市根尾門脇422番地 |
電話番号 | 0581-38-3678 |
営業時間 | 10:00~19:00 (受付18:00まで) |
定休日 | 毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日) ただし特別期の月曜日は除く |
主な効能 | ◎泉質別適応症 きりきず、末梢循環障害、 冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症 ◎一般適応症関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期、 運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下、軽症高血圧、糖尿病、軽い高コレステロール血症、 軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、 病後回復期、疲労回復、健康増進 |
HP | https://usuzumi.jp/ |
今回は自分で考えたプランではなく、イベント体験記となりましたが如何でしたか?
春に「薄墨桜」や「荘川桜」を見に行けたらブログでご紹介しますので、ぜひまた見に来てください。